「星野ロミ」とは?現状は?「漫画村」「星のロミ」等に代わるサイトも含めて徹底調査しました!

「お金がないけど、漫画が沢山読みたい」これは特に若者にとって切実な悩みのはずです。そうした気持ちを持っている若者はインターネットネイティブ世代、「そうだ、ネットで無料で読もう」と思うはず。今の若い世代は、ネットで無料でコンテンツを楽しむことに抵抗がなく、罪悪感を抱きにくい傾向にあります。

しかし、「ネットで無料で漫画を読めるサイト」の多くは違法なものであり、作者や出版社に無断で漫画の内容をフルでアップロードし、広告収入をかすめ取っています。

そうしたサイトの中でも最も話題となったのはおそらく「星野ロミ」氏が運営していた「漫画村」であり、漫画村は、同様の違法漫画サイトが世に蔓延るきっかけになり、漫画コンテンツに対する保護と法規制をさらに強めたきっかけともなりました。

今回は、「星野ロミ」氏はどういう人物で、今どういう現状に置かれているのか、また、同氏が運営していた「漫画村」や「星のロミ」に代わるサイトはあるのかということについて解説していきます。

「漫画村とか星のロミってどうなったの?」と気になっている方はぜひ参考にしてみてください。

1.星野ロミとは

「星野ロミ」という方をご存知でしょうか。ご存じない方からすれば、もしかしたら宝塚歌劇団星組の元トップスターのような名前かと思われるかもしれませんが、違います。

「星野ロミ」とは、少し前から今までインターネット上で話題となっている名前の1つで、主として取り沙汰されるのは「犯罪に関するニュース」や「逮捕」といったキーワードです。何故この名前と共にそんな物騒なキーワードばかりが取り上げられているのでしょうか。

今回は、「星野ロミ」とは誰なのか、知っている人も知らない人も改めて振り返っていただきつつ、「星野ロミ」氏は今どんな状況にあるのかを解説していきます。

また、「星のロミ」という名前のサイトはどうなっているのか、「星のロミ」に代わる同様のサイトはあるのかといったことについても解説していきますので、漫画をできる限り無料で読みたい人にも大いに参考にしていただけるでしょう。

1.1.違法漫画サイトの最大手「漫画村」の元運営者

「星野ロミ」とは、2019年に各所において大規模に報道されたキーワードなのでご存知の方も多いかもしれませんが、基本的には「違法漫画サイト」に関わるキーワードだと思ってください。もしまだこの言葉に心当たりがなく、よく知らないなら、正直知らないままの方が幸せかもしれません。

「星野ロミ」とは、違法漫画サイト「漫画村」の元運営者の名前(星野路実)です。「漫画村」は、2016年に開設された「違法漫画サイト」の代表格であり、違法コピーされた書籍を無料閲覧できるサイトとして罪の意識に乏しい若年層を中心に大きな話題となりました。開設当初はいわゆる「海賊版サイト」と呼ばれていて、たった数年で海賊版サイトの最大手にまで成長し、今では「違法漫画サイト」を表す代名詞として知られています。

漫画村は、漫画だけでなく小説や雑誌、写真集などの海賊版を違法にアップロードし、インターネットブラウザ上で誰でも観れる状態で公開していました。2017年から急激にユーザー数を伸ばし、2018年には衆院予算委員会でその違法性が取り上げられ、日本漫画家協会からも利用者に対しアクセスしないよう求める声明が発表されるなど、その影響力の大きさが懸念されていました。

1.2.漫画村の後継サイト「星のロミ」もすでに閉鎖

瞬く間に違法漫画サイトの最大手にまで急成長した漫画村は、2019年の開発・運営者の逮捕により閉鎖に追い込まれました。

「星のロミ」は、本家「漫画村」運営者と同じく星野ロミ氏が運営していた(とされている)サイトの1つであり、本家「漫画村」閉鎖後に運営が開始されたいわば「漫画村の後継」の違法漫画サイトとして知られていました。

しかし、本家の閉鎖と運営者の逮捕によって、正統な(?)後継サイトとも呼ばれていた「星のロミ」も閉鎖に追い込まれることとなりました。そのため、今では見ることはできません。

1.3.漫画村などの違法漫画サイトは何故「違法」なのか?

インターネットの技術が発展・普及し、ブロードバンドの登場とともに大容量のデータのやり取りが行えるようになった2000年初頭頃から、違法アップロードコンテンツはずっと問題視されていました。

当然ながらこうした違法漫画サイトで完全無料で漫画が読める状態を放置していると、漫画を描いて報酬を得ている漫画家さんや漫画雑誌や単行本を売って利益を出し、漫画家に報酬を支払っている出版社は儲からなくなり、タダ働きになり漫画を描くだけ損、出すだけ赤字といった状態になってしまいます。そうなると漫画という日本が誇る偉大なコンテンツが死んでしまいます。

だからこそ、漫画村などの違法漫画サイトは「違法」なのです。

2.星野ロミ氏の逮捕報道と現状

違法漫画サイト「漫画村」で一世を風靡し、後継サイトの「星のロミ」の運営者としても知られていた星野ロミ氏は、漫画村が日本で違法とならないように十重二十重に対策を巡らし、必死で捜査の手が伸びないよう情報を隠してきました。

その対策は、自利用者の情報を徹底秘匿する通称「防弾ホスティング」と呼ばれるスウェーデンのプロバイダを経由し、ウクライナのサーバー上にサイトを開設、かつ、アメリカのCDNサービスCloudflareを経由してコンテンツを配信するという徹底したものでした。

2018年4月、日本国政府が緊急措置として漫画村などの悪質な海賊版サイトへのブロッキング(接続遮断)の発表を行うと、漫画村はアクセスが不安定になりやがて接続不能に。

ブロッキングの発表と共に、広告配信システムの開発会社が漫画村含む複数の悪質な海賊版サイトに対する広告配信を停止したため、運営者自らが閉鎖したと考えられています。

また、同年5月には福岡県警察により著作権違反容疑での捜査が開始されました。以降、複数の漫画家がCloudflareやPayPal側への訴訟による情報開示請求を行い両社ともそれに応じるなど、徐々に運営者の特定に向けて対処が進められていきます。

2.1.2019年9月に逮捕、2020年3月には指示役の男に有罪判決

報道によると、警察の捜査の結果特定に至った漫画村運営者の「星野路実」氏は、2019年7月7日、マニラの国際空港にてフィリピン入国管理局に拘束されました。日本国大使館を通し身柄拘束の拘束を受けていたためです。そして同年9月24日に日本に強制送還され、著作権法違反の疑いで逮捕されました。

また、指示役の飲食店経営者の男、実行役の飲食店従業員の男・派遣社員の女も同年相次いで逮捕されています。同年11月には漫画村運営にかかわった4人全員が起訴されました。

福岡地裁の判決により、実行役の男に懲役1年6カ月執行猶予3年・罰金50万円、女に懲役1年2カ月執行猶予3年・罰金30万円の判決が言い渡されました。また指示役の男には2020年3月に懲役1年10カ月執行猶予3年・罰金100万円の有罪判決が言い渡されました。(朝日新聞デジタル:2020年2月5日の記事より)しかし、指示役の男の判決報道以降判決に関する続報はなく、運営者であった「星野路実」氏の判決に関しては確定していません。

星野路実氏は、著作権法違反については起訴内容を概ね認めていましたが、漫画村運営で得た広告収入を香港の法人用口座や知り合いの口座に継続的に入金することで犯罪所得の秘匿を図ったとして、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益等隠匿)の罪でも追起訴されました。そして、その罪については「(犯罪収益として)隠していないので違うと思います」と否認しています。(産経ニュース:2020年1月16日の記事  朝日新聞デジタル:2020年2月5日の記事より)

今も星野氏個人のみ判決が確定していないのは、以上のほか合計4つの罪で再逮捕を繰り返しているためとみられます。

2.2.「隠しURL」や「後継サイト」など真偽不明の噂が拡散

漫画村騒動以降、出版各社による正規の漫画配信サイトが次々とローンチしたことで、漫画をめぐるデジタルサービスは急速な成長を遂げましたが、まだまだ違法漫画サイトの需要は少なからずあります。

その為、後継サイトが出来ては潰れを繰り返しており、「漫画カントリー」「星のロミ」など既に見れなくなっているサイトも多い中、「隠しURLでアクセスできる」「後継サイトがある」など違法サイトに関する噂がある種都市伝説のような形でまことしやかに囁かれています。

しかし、結論としては、隠しURLや正統な後継サイトはそのすべてが既に閉鎖されているか、存在が確認されていないガセとなっています。隠しURLや後継サイトはありませんが、漫画村と似たようなサイトはいくつかあり、そうしたサイトはURLを変えたりサイトを潰しては再構築したりと規制とのいたちごっこを続けながら細々と生き残っています。

漫画村は違法漫画サイトではありましたが、皮肉なことにサイト自体のUIは非常に優れており、何よりも「いろんな出版社の作品が1つのサイトで読める」という点はサービスとしてもとても優秀なものでした。正規の配信サービスは出版社ごとに乱立している状態でサイトごとに会員登録が必要となっているので、漫画村ほど便利ではないというのが現状です。

出版社の垣根を越えて横断的にサービスの提供を行える漫画配信サイトの登場が待たれています。

3.違法漫画サイトは危険!代表的なリスクとは

「星野ロミ」氏が運営していた「漫画村」や「星のロミ」、同種の違法漫画サイト「manga raw」や「漫画村.club」は、今はアクセスするだけでも非常に危険です。

そうした違法漫画サイトにアクセスすると、意図しない広告が勝手に流れ出したり、ウイルス・マルウェア感染による個人情報流出の危険性があったり、勝手に利用者のPCが乗っ取られて仮想通貨のマイニングに使われPCに多大な負荷がかかる、などリスクがたくさんあります。

星野ロミ氏には、「漫画村」「星のロミ」といった直営のサイトで、ユーザーには見えない裏広告の設置・仮想通貨のマイニングスクリプトを実行するプログラムの組み込みなどを行っており、他の多くの違法漫画サイトでもその仕組みが踏襲されています。違法漫画サイトを閲覧すると、ユーザーがそうした不正なプログラムによってセキュリティリスクに晒される仕組みとなっているのがいただけません。

内部的に乗っ取られはしなかったとしても、システム警告詐欺・ワンクリック詐欺や架空請求などでユーザーを脅して個人情報を盗み取るという手口も横行しています。そうした詐欺に自分から引っかからないよう注意しましょう。

4.漫画を違法DLすると利用者も今後有罪になる可能性が高い

こうした違法漫画サイトの運営者が法を犯しているのはなんとなく想像がつくでしょうが、そういうサイトを利用し違法コンテンツをダウンロードするだけであれば特段問題ない、というのがこれまでの常識でした。

しかし、2021年1月からは違います。2021年からは、違法漫画サイトからコンテンツをダウンロードするだけで逮捕される可能性が高くなったのです。

2021年1月から、改正著作権法が施行されました。今回の著作権法の改正は、いわゆる「違法ダウンロード」の適用範囲を大幅に拡げる内容となっています。

これまで違法ダウンロードに関する法規制は、音楽・映像のみ厳しい規制が敷かれていましたが、2021年1月からは改正著作権法の取り決めにより、違法ダウンロードの法規制が音楽や映画のみならず漫画・小説・雑誌など書籍にも適用されるようになりました。

そして、それだけでなく、写真・論文・プログラム言語といったいわゆる「著作物」にあたるものすべてに適用されるよう、大幅に拡充されたのです。

今回の改正著作権法に関しては政府広報オンラインに詳しい情報があるので、一部引用させて頂きます。

「海賊版サイトによる被害の拡大を防止し、クリエイターの保護、コンテンツ産業の振興、文化の発展を図るため、著作権法が改正されました。これにより、令和3年1月1日から、インターネット上に違法にアップロードされたものだと知りながら侵害コンテンツのダウンロードを行う行為が幅広く違法となります。刑事罰の対象となる場合もあります。」

「インターネット上に違法にアップロードされたものだと知りながら侵害コンテンツのダウンロードを行う行為が、幅広く違法となります。これまで違法ダウンロードの規制対象は音楽と映像のみでしたが、今回の改正により、規制対象が、漫画、雑誌、小説、写真、論文、コンピュータープログラムなど全ての著作物に拡大されます。
また、正規版が有料で提供されている著作物に係る侵害コンテンツを反復・継続してダウンロードした場合には、刑事罰(2年以下の懲役または200万円以下の罰金(またはその両方))の対象にもなります。」

「なお、権利者の許可なく著作物をインターネット上にアップロードする行為は、引用などの権利制限規定に該当するなどの場合を除き、既に違法とされており、刑事罰(10年以下の懲役または1,000万円以下の罰金(またはその両方))の対象にもなっています。」

なお、今回の改正著作権法でも、違法漫画サイトでの漫画の閲覧だけでは違法にはなりません。※文化庁著作権課『侵害コンテンツのダウンロード違法化に関するQ&A』

ですが、違法漫画サイトが存在しているのは基本的に利用者が広告を閲覧・クリックすることによる広告収入を得てお金を儲けるためです。コンテンツをダウンロードすることだけでなく、閲覧することも含めて、「違法漫画サイト運営者の犯罪を助長している」ということを自覚する必要があります。

5.漫画は合法サイトで読もう!おすすめのサイトは?

違法漫画サイトは危険だし違法だから使えない・・・それでも、「できる限り無料で漫画を読みたい」という方はやはり多いのではないでしょうか。

サービスや著作物には正しい対価を支払わねばそうしたクリエイティブは業界ごと死んでしまいますが、とはいっても自分の懐具合が厳しくもあるという葛藤を抱えている若者は近年は特に多いはずです。

そうした若い世代には、以下のような特徴を持つ合法漫画サイト=「漫画配信サービス」を使うといいでしょう。

  • 月額制で読み放題/または無料チケットやポイント付与によってある程度無料で読めるシステム
  • 自分がずっと手元に残しておきたい作品を個別で購入できる
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6.まとめ

以上、「星野ロミ」氏とは何者なのか、現状はどうなっているのか、彼が運営していた違法漫画サイト「漫画村」や「星のロミ」に代わるサイトはあるのかを解説しました。

「漫画村」や「星のロミ」と同様の違法サイトはいくつか生き残っていますが、リスクのところでも説明したように基本的にはダウンロードはもちろん、閲覧も控えるほうが安全です。違法サイトはリスクが山のようにありますし、漫画の違法ダウンロードも2021年からは明確に犯罪となりましたので、無駄なリスクを負ってびくびくせず、堂々と合法漫画サイトを利用するほうが後ろめたいこともなく存分に漫画を楽しめます。

ぜひこの記事を参考に、違法漫画サイトとはきっぱり縁を切り、自分にぴったりの漫画配信サイトを探してみてください。

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