無料で使える回路シュミレータ『Circuit Solver』がすごい

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電子回路

こんにちは、みなさま!

ライターの『LightBells』です。

基本情報技術者試験に申し込んだはいいものの、午後問題に苦戦して、CASLⅡの問題ですらまともに解けず落ち込んでいます。

あと一ヶ月ほどですので、仕上げていかなければならないのですが……

さて、そんな個人的なことはおいておいて、今回はAndroidで使える無料の回路シュミレータ『Circuit Solver』について紹介していきたいと思います。

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機能は十分なのに完全無料の『Circuit Solver』を紹介!

回路シュミレータとは?

そもそも電子工作をしない人には縁のない単語だと思いますので、回路シュミレータについて解説していきたいと思います。

回路シュミレータとは、自分で回路を設計する際に、実際に回路を作らなくても回路の動作をシュミレートできるソフトのことです。

現実で行えば素子を壊してしまうかもしれない実験や、高価な器具が必要な波形観測などをPC上でシュミレートすることでかかる費用を抑えることができます。

例としては、ダイオードに逆バイアスをかけてアヴァランシェ・ブレークダウンを起こしたり(ダイオードはこわれます)、オシロスコープを使って半波整流回路の波形を観測したりする実験の代わりに、回路シュミレータを使用することが出来ます。

また、工業科電気・電子系の学生であれば、授業で学んだ理論を実際に試してみる事によって、理解を深めることができます。

例えば、回路網計算の基本であるキルヒホッフの法則や、理解が難しい複雑なRLC回路網などをシュミレーションすることで、回路の作成や実際の動きを体感できるため、理解が深まるでしょう。

『Circuit Solver』の使い方

まずCircuit Solverを下記のリンクからダウンロードしてきてください。

Circuit Solverは、とてもUIがシンプルなため、使い方を迷うことはないと思います。

まず、アプリを開くとフォルダマークが円で囲まれたCircuitsという項目が選択されていると思います。

起動直後のGUI

非常にシンプルなGUIとなっている。

そのまま円の中をタップすると、もともと保存されているExample(例)が5つほど出てきます。

回路シュミレータの使い方を解説したいので、『~EXAMPLE_5』というファイルを開いてみてください。下のような画面が出るはずです。

回路図選択画面

そのままの倍率では見にくいので、倍率を下げましょう。

左上の虫眼鏡マークを押すことで倍率を選択することができます。

今回は全体を見たいので75%を選択しましょう。

倍率選択画面

25%刻みで選択可能である。

『Circuit Solver』の各ボタン説明

それでは、下の画像で各ボタンの説明をしたいと思います。

EXMPLE5を開いた後の画面

① 拡大倍率変更ボタン

上記のように、各倍率(75%,100%,125%)に表示倍率を変更できます。

② 波形ビュアー

電圧計・電流計・抵抗計など計測機器の測定結果から波形を生成して、それを見ることが出来ます。

同時に3つまでならば同時にサンプリングすることが可能です。

③ メニューボタン

下で説明いたしますが、回路の保存や素子の配置等を行うことが出来ます。

④ 設定ボタン

IEC symbols:IEC規格に準拠した図記号を使用するか否かを設定できます。

Language:英語・スペイン語・フランス語・イタリア語・オランダ語・ロシア語・ドイツ語・インドネシア語の8か国語から使用する言語を選択できます。

⑤ 現在開いているファイル名(未保存の場合Untitled)

⑥ シュミレーション速度(Δtとは単位観測時間)

初期値は166.67μsとなっています。

メニューボタンをタップすると、上部にメニューが表示されます。

メニューボタン押下後

⑦ 回路保存ボタン

Circuitsフォルダに作成した回路を保存することが出来ます。

⑧ 画像保存ボタン(どこに保存されるか不明)

画像が保存されるはず……なのですが、どこに保存されるのか不明ですので、謎機能と化しています。

⑨ Undo(戻る)ボタン

一つ前の作業をキャンセルすることが出来ます。

⑩ 開始ボタン

シミュレーションが開始されます。

⑪ Redo(進む)ボタン

Undoした作業をもう一度行うことが出来ます。

⑫ 回路素子選択メニューボタン

39個の素子から使用する素子を選択することが出来ます。

⑬ ホームボタン

一番初めの画面に戻ります。

変更内容は保存されませんが、アプリを終了しない限り作成した回路の情報は保持されたままです。

⑬ クリアボタン

現在開いている回路の変更を保存せずに白紙に戻します。

回路素子選択ボタンを押して、素子を回路画面内にスライドすると素子を置くことが出来ます。

離れた場所にある素子同士を繋ぎたいときは、素子の端にある・をタップして、接続したい素子の・をタップすると導線が引かれます。

素子をタップすると青く強調され、右にボタンが3つ表示されます。

上から『回転ボタン』『パラメータ変更ボタン』『除去ボタン』となっています。

回転ボタンはその名の通り、素子を右方向に90度ずつ回転させるボタンです。

パラメータ変更ボタンは、抵抗であれば抵抗値を、交流電源であれば電圧・周波数・位相・DCオフセット(直流成分)を設定することが出来ます。

最後に開始ボタンをタップすれば、回路のシミュレーションが開始されます。

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まとめ

今回は、完全無料で提供されている回路シュミレータ『Circuit Solver』についてご紹介させていただきました。

外部ファイルへのエクスポート機能や、詳しい波形解析などは出来ないので、やはり有料のシュミレータには負けてしまいますが、普段使いには全く問題のない完成度です。

シュミレーションを停止する際に、数回に一度広告が表示されますが、それ以外の時は広告が表示されず、広告を邪魔だと感じることはありません。

しかし、画像保存ボタンを押して取得した画像データがどこに保存されるかわからないなど、使いづらい点もあります。

そして、仕方がないのかもしれませんが、作成できる回路図が小さいので、複雑な回路を組み立てようと考える方にとっては物足りないというか、スペースが足りなくなってしまうかもしれません。

私は趣味で使うジュールシーフやコッククロフトウォルトン回路など、ごくごく小規模な回路しか作成しませんでしたし、複雑な回路はPCの回路シュミレータを使用して作成していたため、あまり不便さを感じることはありませんでした。

興味のある方はぜひ使ってみてください!

最後まで記事を読んでくださりありがとうございます。

それでは、また別の記事にてお会いいたしましょう。

We hope your happy IT life!

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